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「林業技術の今昔展」を開催しています
2022-04-26
 江戸時代、現倉渕町川浦の御林(幕府の直轄林)から大量のケヤキを伐り出し、水運によって江戸まで運ぶという難事業が行われました。
 倉渕町川浦の旧家には、江戸城再建のための木材調達のこの事業のようすを克明に描いた、長さ10メートルにもわたる絵図が伝えられて
います。
 絵図には、伐りだされたケヤキが、急峻な山からさまざまな技術、仕掛けを駆使して烏川まで降ろされ、川に流した木を現倉賀野町でイカ
ダに組み、その後、利根川を経由し江戸まで運搬された様子が詳細に描かれています。
 この貴重な絵図は、令和3年5月25日に、日本森林学会の42番目(群馬県では初)の林業遺産に認定されました。
 
倉渕林業研究会では、この認定記念事業として絵図のレプリカや今昔の林業機械を展示する「林業技術の今昔展」を開催しています。
(森林組合も後援しています)

会期はちょうどゴールデンウィークと重なります。
道の駅での地場産野菜の買い物を楽しみながら、「林業技術の今昔展」もご覧いただけます。
皆様のご来場をお待ちしております。

と き:令和4年4月23日(土)~5月8日(日)
    午前9時~午後6時
ところ:道の駅 くらうち小栗の里 展示室
    (高崎市倉渕町三ノ倉303)

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