役職員合同視察研修を実施しました
2024-10-16
令和6年10月11日(金)、役員14名、職員20名が参加し、役職員合同視察研修を実施しました。
この研修は、森林・林業に関わる先進地を訪ね、そこでの見聞を今後の組合事業に活かそうと行っているものです。
今回の研修地は利根郡の川場村。訪ねたのは川場村庁舎「川場ベース」と利根沼田森林組合です。
川場ベースは建物の構造材、外壁や床材に川場村産木材を積極的に採用し、役場庁舎、交流館、学習館、木質バイオマスによるエネルギーセンター、防災倉庫からなる拠点施設です。利根沼田森林組合長でもある外山京太郎村長に、施設をくまなく案内していただきました。
参加者は、木材を多用しながらも洗練されたデザインの施設に、感銘を受けていました。
外山村長の「100年間は供用できる施設をめざした」、川場村総務課の女性職員の「すばらしい施設で働くことができ、本当に幸せです」という言葉が印象的でした。
続いて訪れたのは、利根沼田森林組合です。この組合は林産、保育だけでなく広く加工事業も行っているほか、県内で唯一のSGEC森林認証の取得組合、また県内で最初にJ-クレジットに取り組んだ組合でもあり、先進的な事業展開で知られています。組合
研修では組合事業や、SGEC,J-クレジットについての説明、相互の組合事業に関する意見交換を行い、設定時間の1時間半がアッという間に経過してしまいました。
佐藤代表理事専務の「SGEC,J-クレジットへの取り組みは、費用対効果では割に合わない面もあるが、先行投資として組合にとっては重要だ」という言葉が印象的でした。